布団などの寝具というのは、放置をしてしまっていると、湿気や人間の皮膚、汗などが付着してしまって、カビやダニが増えやすくなってしまいます。これでは、アレルギー体質が改善されやすい方法を実践していても、改善の妨げになってしまいます。アレルギー体質を改善していきたいのであれば、寝具に対しても注意を払うようにしなくてはなりません。
まず布団というのは、たたんでベランダなどですぐに干していくことができます。ダニやカビというのは、紫外線に弱いという特性を持っていますから、晴れている日に、こまめに干すようにして、殺菌をしていくといいでしょう。
ただ、肌に付着するだけでもアレルギー反応が出てしまう人の場合、天日干しにしてしまうタイミングを間違えてしまうと、布団にアレルゲンがついてしまって、アレルギー反応が出てしまいます。
天日干しが終わってから、掃除機を使ったとしても、花粉のような細かいアレルゲンを完全に取り除くことはできないですよね。花粉などが舞いやすい季節の場合は、室内で布団を干すようにするといいでしょう。加えてアレルギーに効くサプリも飲めばもう怖いものなしです!
椅子の上に乗せて、湿気を逃していくだけでも、布団の中の環境を良くしていくことが可能です。日が当たっていませんから、外に干すよりも、布団がフカフカになるというわけではないですが、湿気を取り除くだけでも効果があります。
最近は布団ではなく、ベッドで寝ているという人も多いでしょう。ベッドの場合、マットレスをベランダで天日干しするというのは難しいものです。だからといって、そのままにしておくと、やはり汗や湿気によって、カビやダニが増えやすくなってしまいますよね。
マットレスを敷いた後に、布団を広げて睡眠をしているのであれば、なおさら湿気が溜まりやすくなってしまい、ダニなどが繁殖しやすくなってしまいますから、注意が必要です。ですから、ベッドを使って寝ているのであれば、こまめにマットレスを壁やいすなどに立て掛けるようにして、中にある湿気を逃すようにしましょう。
重量のあるマットレスを使っている場合、立てかけることも難しいということもあるかもしれません。このような場合は、マットレスの端4か所に雑誌などを挟むようにして、下に隙間を作るようにしましょう。そうすれば、その隙間を風が通るようになりますから、湿気を逃していくことができるようになります。
ベッドの下のほこりやゴミなどが溜まっている場合、渦を巻いた風によって、舞い上がってしまいやすくなりますから、先にベッドの下のほこりなどを取り除いてから、湿気を逃がしていくようにしたほうがいいでしょう。
1か月に1回のペースで、干したり湿気を逃すようにするだけでも十分に効果が期待できるといわれています。ただ、梅雨の時期や夏というのは、汗もかきやすいですし、湿気も溜まりやすくなりますから、この時期の場合は1週間に1度のペースで干したりするのがベストだといえるでしょう。
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by rakutsuki15
| 2015-01-17 00:52